型式認証制度は、無人航空機のメーカー等が設計・製造する量産機を対象として、機体の強度や構造、性能について検査を受け、その安全性を担保するもの。第一種と第二種があり、今回Airpeak S1が取得した第二種型式認証は、立入管理措置を講じた上で行う特定飛行(カテゴリーⅡ飛行)を目的とした機体を対象としている。
認証を受けた型式の無人航空機は、個別の機体について行う機体認証の検査の全部または一部が省略される。機体認証を取得したAirpeak S1は、無人航空機操縦者技能証明を保有する操縦者が飛行させる場合、人口集中地区上空や、人や建物などから30m未満の特定区域において、通常では必要な許可・承認申請が不要になる。